「コンテンツ東京2017」奮戦記〜映像・CG制作展に出展します!

東京ビッグサイト「コンテンツ東京2017」 明日6月28日(水)から30日(金)までの三日間、東京ビッグサイトにおいて「コンテンツ東京2017」が開催されます。
 エンターテインメント系の業務に携わっている方ならご存じの方も多いと思いますが、「コンテンツ東京2017」とは、公式サイトでも謳っているとおり、“日本最大!コンテンツビジネスの国際総合展”。エンターテインメント産業の活性化やマーケティングにおけるコンテンツ活用促進を目的に行われる専門見本市です。コンテンツビジネスを支えるさまざまな企業・団体・個人が出展し、人・サービス・技術を提供する場となっています。

 年々規模は大きくなり、今年は七つの専門展から構成されます。
・クリエイターEXPO
・映像・CG制作展
・コンテンツ マーケティングEXPO
・グラフィックデザインEXPO
・ライセンシング ジャパン<キャラクター&ブランド ライセンス展>
・コンテンツ 配信・管理ソリューション展
・先端コンテンツ テクノロジー展
※公式サイトはこちら

 前振りが何やら宣伝ぽくなりましたが、実はご想像のとおり当社もこの「コンテンツ東京2017」に、明日からブースを出展する予定です。
 今回はその出展直前緊急企画、『「コンテンツ東京2017」奮戦記〜映像・CG制作展に出展します!』と題し、出展に至るまでの体験記をお送りします。

そもそものきっかけは?

 さて、前述のとおり、当社は今年「コンテンツ東京2017」のなかの「映像・CG制作展」に出展いたします。参加はこれが初めてというわけではなく、実は昨年初めて参加しており、今回が二度目ということになります。

「コンテンツ東京2017」のなかの「映像・CG制作展」に出展

 初出展の際の目的はもちろん新たな販路の拡大ですが、すでにおつき合いのある会社様にも、当社の新しい商材や取り組みを知っていただきたいという狙いがありました。出展を機にあらためて会社案内を刷新し、ご案内やお知らせを手配し、展示会ビギナーなりに実施した結果、いくつかの反省もありましたが、おかげさまでいくつかの引き合いもいただけ、なんとか成功という結果にもっていくことができました。
 今回は二回目ということで、前回の反省も踏まえつつ、前回よりちょっぴりお金もかけて、より大きな成果をめざします。

概要の検討とブースの確保

コンテンツ東京2017出展企画提案書 最初にしなければならないのは、全体の概要を固め、どういう出展内容にするか決めることです。
 たとえ「新商品を売り込みたい」というシンプルな目的であったとしても、それを誰が、誰に、どこで、どれぐらい、どのように、どれぐらい費用をかけて売り込むのか、決めなくてはならないことは山のようにあります。主催会社の担当者さんがいろいろ相談には乗ってくれますが、やはり基本となる設計図は自分たちが作る必要があります。細部はともかく主旨と方向性、規模や予算感だけは早めにとりまとめ、これをスタッフ全員でしっかり共有することが重要です。
 また、ブースのコマ(展示スペース)は早い時点でかなり成約済みとなっており(前年のコンテンツ東京開催中からすでに募集を行っています)、大枠が決まった段階でも、仮押さえぐらいはしておかなければなりません。

コンセプト

 さて、大枠が固まり、実際に出展しようというときに重要な点は、コンセプト、ブース作り、集客・運営施策の3つになります。大枠にそって、あらためて会期中の受注目標や会期後半年以内の受注目標、新規客の数など、何を目標にして、誰(どこ)をターゲットにするのかを決めていきます。
 今回は、最近引き合いが多く、今後伸ばしてもいきたいWeb事業、イラスト事業、映像事業を主軸に、プロデューサー様やディレクター様、広報宣伝担当者様にアピールをしていくつもりです。
 このコンセプトがとても大切で、前もって決めておかないと、かかる費用やブースのデザイン、集客・運営施策がちぐはぐになってしまい、お金をかけたのに、結局何を伝えたかったのかがわからなくなってしまいます。

ブース作りと運営スタッフの選定

 次に行うのが、ブース作りに関わるスタッフの選定です。手前味噌ながら当社はクリエイティブな作業を得意としているため、ブース作りに必要なスタッフは社内の有志に声をかけて集めます。
 プロジェクト統括、サブ統括、予算を管理する出納係、デザイン面を監修するアートディレクター、制作ディレクターほか、元建築系のデザイナーで3D図面を起こせるデザイナーなど、キュービストには多種多様なスタッフがそろっているため、力を結集させていきます。
 5名〜7名を選出したのち、定例会議を行って、デザインはもとより、何をみせるか、ブースで何を行うかなど、いろいろなことを決めていきます。
 ちなみに当社ではコンセプトの決定およびスタッフ選定は3〜4カ月前くらいに行っているため、実質3カ月間の限定チームとなります。

ブース作りと運営スタッフの選定

 ブース作りにかけられる費用は規模に応じて変わってきますが、大きくかかるのはコマ数とブースの施工費用です。
 コンセプトに応じて、借りるスペースとどういったブースデザインにするのかを決めていくのですが、今回は前回よりも大きな成果をめざすと決めているため、スペースを昨年よりも1.3倍くらい広くしたほか、施工業者さんにお願いしてブースを作ることにしました。ちなみに昨年はほぼ自分たちで行ったため、手作り感満載になっています(笑)。
 施工業者さんにお願いすることは、壁面や展示台の施工、電気工事、応接セットの手配などで、壁の色、休憩室の有無、カーペットの色、スポットライトの数、応接セットの数など、打ち合わせを重ねて詰めていきます。

ブース作りと運営スタッフの選定

 今回、特に悩んだのが展示物の場所です。コンテンツ東京は展示会ではなく商談の場所なので、打ち合わせスペースをメインに考えつつも、Webやイラスト、映像をアピール必要もあります。
 三角形のブースという変則的な形であること、展示会全体の人の流れなども考える必要があるため、Webやイラスト、映像をどこで見せるのかを考えました。このあたりはプロでもある施工業者さんが得意とするところなので、細かくアドバイスを頂き、微調整を繰り返しつつ決めていきました。
 最終的に、一番目立つところに80インチの大型モニタを置いて、キュービストの実績映像を見せることに決めました。

 ブースの大まかなデザインを決めると同時に、もう一つ決めることがあります。それは集客施策とブースでの運営施策です。詳細は割愛しますが、集客施策としては、おつきあいのある方々にひたすら招待券をお渡しするほか、DMを送信するなど、地道な作業が重要なので、営業が総出で行っていきます。当社では定期的にメルマガを配信しているので、こちらでも紹介しています。
 運営施策については、スタッフポロシャツを作って声をかけられやすくしているほか、知り合いの事務所のかたに頼んで若手声優さんの方にもにチラシ配布のお手伝いをしていいただきます。このあたりは当日のお楽しみということで。
 また、商談していただいたかたには、限定のノベルティグッズも用意しました。

コンテンツ東京_限定のノベルティグッズ

おしまいに

 ということで、現在は準備もほぼ完了し、いよいよ明日の開催を待つばかりとなりました。
 当日は営業スタッフ一同、揃いのユニフォームでお待ちしております。東京ビッグサイトへ足をお運びの際は、ぜひキュービストのブースにもお立ち寄りいただければ幸いです。
 では会場でお会いしましょう!

コンテンツ東京_ユニフォーム

■コンテンツ東京2017 映像・CG制作展

●開催日時:2017年6月28日(水)〜2017年6月30日(金)
      10:00〜18:00(30日のみ17:00終了)
●場所  :東京ビッグサイト 東展示場
      弊社ブースは東7ホール
 
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