ゲーム会社における”コーポレートメッセージ”について考えてみた

まずは下の文章をご覧ください。

――キュービストは、広告会社ではありません。

この一文はあくまで仮のコピーです。キュービストという会社を紹介するための序文に過ぎません。むしろ、この一文に続く、「キュービストは〇〇です」という回答を演出するための、『前フリ』といってもいいでしょう。
ちょうどいいところに 『 』 (括弧)が出てきたので、こちらを利用して上の文章を書き直してみます。

――キュービストは、『広告会社』ではありません。

上記のように括弧を使用すると、広告会社というニュアンスが若干、変わってくることに気がつかないでしょうか。人によっては、ちょっとネガティブな印象を与えてしまうかもしれません。それと同時に、キュービストはそうしたところと一線を画しているという表明のようにも聞こえます(もちろん、広告会社がネガティブというわけではありません! あくまで例として使っているだけですので、気を悪くされた広告会社の方がいらしたらごめんなさい!)。
単なる言葉遊びのように見えるかもしれませんが、言葉とはそれだけデリケートなもので、メッセージにはそれだけ気を配る必要があるということです。

そんなメッセージを、企業が自身に設定し、発信しているケースがあります。それが「コーポレートメッセージ」と呼ばれるものです。今回はこのコーポレートメッセージについて考えてみたく思います。

コーポレートメッセージとは

コーポレートメッセージとは何でしょうか。
いろいろと調べてみると、その企業が社会で果たす役割を端的に表現していたり、全社員が目指すべき方向を明確にしたりするものがあります。似たような言葉に「企業理念」、最近では「ミッション:Mission」といったりもしますが、これは企業の存在意義や果たすべき使命を意味します。さらに「ビジョン:Vision」という言葉もあり、こちらは企業のめざしたい姿・目標を意味します。
そこでコーポレートメッセージですが、こちらはもっとシンプルに、企業としてお客様に伝えたいメッセージやキャッチフレーズのことを指しています。ですから企業によってミッションに近いものもあればビジョンに近いものもあるという具合で、要は会社として、「いま一番、伝えたいこと」が最重要となります。

人材の流動化が進む昨今、企業イメージを大きく印象づけるコーポレートメッセージは、企業にとって実に重要です。○周年などを迎えた企業が、あらためて創立の際の大義を問い直したり、時代の変化にあわせてコーポレートメッセージを見直す企業も年々多くなっているようです。

ゲーム会社のコーポレートメッセージ

ではゲーム会社さんにとってのコーポレートメッセージにはどのようなものがあるでしょうか。少し調べてまとめてみましたのでご覧ください。

※なお、企業によって経営理念やミッション、ビジョン、コーポレートメッセージなどの名称や定義は異なるため、企業サイト等で明示されているものは、その名称にしたがっています。コーポレートメッセージ以外のものも含まれますのでご了承ください。(※社名はあいうえお順)

■株式会社カプコン
——企業理念——
「遊文化をクリエイトする感性開発企業」
http://www.capcom.co.jp/ir/company/philosophy.html

■ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
——企業理念——
「Smile for Everyone ~感動と楽しい経験を提供する~」
https://www.gungho.co.jp/jp/company/philosophy.html

■グリー株式会社
——ミッション——
「インターネットを通じて、世界をより良くする。」
https://corp.gree.net/jp/ja/corporate/mission/

■コナミホールディングス株式会社
——企業理念——
「『価値ある時間』の創造と提供を通して、 常に期待される企業集団を目指す」
https://www.konami.com/corporate/ja/philosophy/

■株式会社Cygames
——ビジョン——
「最高のコンテンツを作る会社」
https://www.cygames.co.jp/corporate/

■株式会社スクウェア・エニックス
——企業理念——
「最高の「物語」を提供することで、世界中の人々の幸福に貢献する。」
https://www.jp.square-enix.com/company/ja/philosophy/

■株式会社セガグループ
——ミッション——
「感動体験を創造し続ける」
https://sega-group.co.jp/

■株式会社ディー・エヌ・エー
——ミッション——
「世界に喜びと驚きを」
https://dena.com/jp/company/policy/

■任天堂株式会社
——CSR(企業の社会的責任)——
「任天堂に関わるすべての人を笑顔にする」
https://www.nintendo.co.jp/csr/index.html

■株式会社バンダイナムコホールディングス
——ミッション——
「夢・遊び・感動」
https://www.bandainamco.co.jp/about/index.html

■株式会社マーベラス
——ミッション——
「Excite Our Customers. Create Our Future.」
https://corp.marv.jp/vision/bible.html

■株式会社レベルファイブ
——企業理念——
「“世界一のエンターテインメントブランド”を目指して」
https://www.level5.co.jp/company/concept.html

いかがでしょうか。事業範囲がゲームに限らないゲーム会社のメッセージは、その意図がコーポレートメッセージにも表れていたりと、それぞれに特徴があります。興味があれば、ぜひ一度皆さんも自分が遊んでいるゲームを作っている会社のコーポレートメッセージを調べてみてはいかがでしょうか。新たな視点が加わっておもしろいかもしれません。

おしまいに

最後に一つ。とあるゲーム会社で、非常に独特でおもしろいコーポレートメッセージがあったのでご紹介します。
人気スマートフォン向けRPG「ブレイブソード×ブレイズソウル」(通称ブレ×ブレ)
を運営している株式会社グリモアです。そのコーポレートメッセージがこちらになります。

■株式会社グリモア
——ビジョン——
「中二病を救う」
https://grimoire.co/company/

特徴ある……というには余りあるほどの異彩を放つコーポレートメッセージです。これはグリモアのプロダクトである「ブレ×ブレ」をプレイした人にはわかる、脈々とした信念でもあります。
このメッセージには、「グリモアが届けたい人に届ける」というコンテンツマーケティングの側面があることも注目すべき点といえるのではないでしょうか?
また、このビジョンを達成するための4つの行動指針を、4人のキャラクターで表現している点も他社にはない大きな特徴です。➡Grimoire’s Principles

ちなみに、さる今年の6月12日より、このブランドイメージを活かした広告が、東急電鉄の大岡山駅構内に掲出されています。


実は当社で、この広告掲載のお手伝いをさせていただいたのですが、こうした重要なメッセージ発信のお手伝いをできたことは、当社の価値提供における一種の”体現”でもあり、非常に嬉しく感じています。
これからもキュービストは、ゲーム会社のパートナーとしてさまざまなサポートをして参ります。

――キュービストは、『広告会社』ではありません。――
――キュービストは、『ゲーム会社のパートナー』です。――

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