「名前入りカセット展2019」に行ってきた!

 幼いころ遊んだおもちゃには特別な思い出が宿ります。とはいえ、そんなおもちゃをいつまでも持っていられるかというと、なかなか難しいものです。壊したり失くしたり捨ててしまったり。そうやって過去を切り捨てながら、人は大人になっていくのかもしれませんが、しかし意外なところでそんな過去に、今からでも出会えるかもしれません。

 今回は、そんな過去との出会いの場を提供してくれる、秋葉原のフライハイカフェで開催中の「名前入りカセット展2019」を鑑賞してきましたので、そのレポートをお届けします。

そもそも「名前入りカセット」とは?

 自分のゲームカセットに名前を書いたこと、ありませんか?
 ゲームがカセットで売られていた時代、今のように無料でダウンロードできるゲームはなく、子供にとってゲームはまだまだ高価な物でした。そこで友だちと貸し借りできるよう、あるいは落としても大丈夫なように、ゲームカセットに名前を書くことが珍しくありませんでした。それが「名前入りカセット」です。

 しかし、そんな大切なゲームカセットも、結局は中古ショップに売られたり、友だちに貸したままになったりして、その存在すら忘れてしまうこともよくある話です。
 そこで「思い出のカセットをもう一度、持ち主の手に帰したい!」という思いのもと、1000本近い思い出が詰まったカセットを「保護」する団体があります。それが「名前入りカセット博物館」です。ホームページでも保護したカセットを公開していますが、今回は実物を展示してくださっています。

 なお、会場になっている「フライハイカフェ」はフライハイワークス株式会社が運営するゲームカフェです。同社でリリースされた40以上のタイトルがワンドリンクで遊び放題となっています。

◀こちらが「名前入りカセット展2019」の会場入り口。店外からもずらり並んだカセットが目につき、思わず吸い込まれそうになること間違いなし。

 

 

 

 

◀フライハイカフェのゲームはジャンルも幅広く、いくら遊んでも飽きることはなさそうです。

実際に展示されていたカセットを見てみよう!

さて前置きが長くなりましたが、さっそく展示されていたゲームカセットをいくつかご紹介しましょう! もちろん、カセットに心当たりがあった方は、「名前入りカセット博物館」へのご連絡をお忘れなく!

▲まさかの「マツモトヒトシ」さん。ご本人、じゃないですよね……?
▲「森近」さんは持っているカセットに番号を振ってあります。多分№2以降もあったことでしょう。
▲やっぱりありました。写真では25まで確認できるところを見ると大量放出したようですね。

 

▲「はしもと」さんもすっごい持ってるな! と思ったら、全部3501なんですね。何の数字なのか気になります。

 

▲みんなでお金を出し合って買ったのでしょうか? 微笑ましいですね。
▲名前の代わりにシールを貼っている人もいました。ビックリマンシールがサイズ的にもちょうど良い感じです。
▲このジャストフィット感。ビックリマンシールの汎用性恐るべし。

 

▲気持ちはわかるけれども!
▲「しんや」さんから「しゅんすけ」さんに引き継がれたのでしょうか。このカセットにどんなストーリーがあったのか気になります。
▲家庭内でも貸し借りがあったのでしょうか?
▲「名前入りカセット博物館」設立のきっかけとなったカセットだそうです。なんと海外もの。

 

▲海外の人も考えることは同じ。
▲「You Break you pay!」。きっと他のカセットでやらかしたのでしょう。
▲悪質です。

 

▲途中で気がついてよかった!

 

▲気づかなかったのもありました(泣)

 

▲出ました「隠しコマンド」。こうすれば絶対に忘れません。ちなみに無敵コマンドです。

 

▲「支部用」! 非売品の本ソフトだけでも十分レアですが、第一生命の営業所で実際に販促品として使われていたことが想像できます。

 

▲ええっと……これはいけませんね。こういうところから友情は壊れていきます。

 

 

おしまいに

 いかがだったでしょうか? 正直なところ、訪問前はそこまで取材スタッフも期待していたわけではありませんでしたが、これは予想を遙かに超えるおもしろさでした。ゲームカセットに名前が書いてあるだけで、そこになんともいえない不思議な魅力、趣深さを感じることができました。
 興味を持っていただけた方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。展示は12月8日(日)まで。もしかすると、あなたも懐かしい思い出に出会えるかもしれませんよ。

「名前入りカセット展2019」
開催日:11/16(土)~12/8(日)
会場:フライハイカフェ
時間:平日16:00~21:00 土日12:00~21:00
入場料:無料(フライハイカフェとして通常営業)

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