今さら聞けないキーボードの効率よい使い方

思わずシェアしたくなる話
2019.09.18

 普段から仕事でパソコンをお使いの方も多いと思いますが、パソコンを正式に基本から学んだという方はどのぐらいらっしゃるでしょうか。パソコン黎明期ならいざ知らず、いまどきは会社や学校、自宅で触っているうちに自然と覚えていったという方がほとんどかもしれません。
 ただ、そういう我流の覚え方は、自分の興味のあることや、必要なことだけしか触らないので、意外に基本的なことを知らないまま使っていることも多くなります。

 パソコンは使い方ひとつでその作業スピードや効率が全然違ってきます。特にマウスやタッチパッドでポインターやカーソルを動かし、画面上のものを指し示す作業がなかなか馬鹿になりません。こういった作業が実はキーボード操作でかなり短縮できるのですが、一度に覚えるのはなかなか大変ですし、今さら人に聞くのも……という方もいるかもしれません。
 そこで今回は、覚えておくと便利なキーボードの使い方をいくつか紹介しましょう。基本的なものから裏技的なものまで、知らないものがあったら、ぜひお試しください。

※操作の表記内容は機種やOS、アプリケーションによっては異なる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

ショートカットキーを使おう

 キーボードショートカットとは特定のキーを組み合わせて押すことで、通常のマウスやトラックパッドで行う操作をデバイスなしで実行するというものです。いちいちメニューを選ぶ必要がなく、素早い操作が可能になります。
 ここでは代表的なものを挙げておきましょう。

ファンクションキーを使おう

 ファンクションキーとはキーボードの一番上に配列されているF1からF12までのキーのこと。コンピュータのさまざまな機能や動作を割り当てできる汎用キーとなり、ショートカットと合わせて使えば、いっそう効率的に作業ができます。デフォルトで設定もされており、たとえばWindowsでは以下のようになっています。

F1:ヘルプの表示
F2:ファイル名の変更
F3:ファイルやフォルダの検索
F4:アドレスバーの取得
F5:表示内容の更新
F6:文字入力の平仮名変換
F7:文字入力の全角カタカナ変換
F8:文字入力の半角カタカナ変換
F9:文字入力の全角英数変換
F10:文字入力の半角英数変換
F11:ウィンドウの全画面表示
F12:Officeで名前をつけて保存

 一方、MacではデフォルトでPC自体の機能が割り振りされています。

F1:ディスプレイの輝度ダウン
F2:ディスプレイの輝度アップ
F3:Mission Control
F4:Launchpad起動
F5:キーボードの輝度ダウン
F6:キーボードの輝度アップ
F7:前のトラックに戻す
F8:再生もしくは一時停止
F9:次のトラックに進む
F10:消音
F11:音量ダウン
F12:音量アップ

 また、キーボードの右下に配列されているfnキーを同時に押すことで、次のような機能に切り替えることが可能です。

F7:文字入力を全角カタカナにします。
F8:文字入力を半角カタカナにします。
F9:文字入力を全角アルファベットにします。
F10:文字入力を半角アルファベットにします。

 どちらにしてもファンクションキーはカスタマイズができますので、自分が多用する作業を登録しておくといっそう便利になります。

単語登録(辞書登録)の活用

 キーボード操作とはちょっと意味合いが違いますが、文字入力を劇的に早める方法として単語登録(辞書登録)も有効です。
 もともとは変換しても表示されない言葉、たとえば珍しい人名や地名などに、自分で「よみ」をつける機能ですが、よく使う長文に「よみ」を登録して使う手があります。

いつもお世話になっております。→「いつ」
今後ともよろしくお願い申し上げます。→「こん」

 こんな具合です。「よみ」は自分が使いやすいように登録すればよいですが、短くしすぎると、かえって予測変換が多く出てくるので注意しましょう。

覚えておくと便利な裏技集

 最後に覚えておくとちょっと便利な「裏ワザ」を少し紹介してみましょう。

・日付入力と時刻表示
 「きょう」と打って変換すると今日の日付が、「いま」と入力して変換すると現在の時間が変換候補に表示されます。ちなみに入力ソフトによっては「ひづけ」や「じこく」の場合もあります。

・郵便番号での住所入力
 郵便番号を入力(例:112−0002)すると、その住所が変換候補として表示されます。全角で、枝番の前に「―」を入れることが必要です。

・アルファベットを日本語に変換
 間違って英数モードのまま文字を打ってしまった場合は、わざわざ打ち直さなくても、そのまま「かな」を二回押すと日本語で入力されます。

・変換候補を遡る
 文字変換するときに目的の候補を通り過ぎてしまうことはよくありますが、こういうときは矢印を使うのではなく、「Shift +スペース」で逆走させるとより早いリカバリーが可能です。

※操作の表記内容は機種やOS、アプリケーションによっては異なる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

おしまいに

 いかがでしたでしょうか。ひとつひとつはちょっとしたことですが、終日パソコンに向かって仕事をしている人なら「ちりも積もれば〜」というわけで、相当な時間短縮につながる場合もあります。
 働き方改革が叫ばれて久しい今日この頃ですが、作業効率を高めて仕事をきちんと終わらせ、ぜひ「わたし、定時で帰ります。」といきたいものですね。
 もしリクエストがありましたら、次はアプリケーションごとのショートカットキーも紹介できればと思います。

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