2019年4月29日、平成から令和への改元で世間の盛り上がりがピークに達する真っただ中、東京ビッグサイトでは「character1 2019」が開催されました。
まずは「character1」について簡単にご説明しておきましょう。
まずは概要について公式サイトから引用してみます。
ということですが、端的に言えば、コミックマーケットの企業ブースをメインに据えたイベントといえるかもしれません。美少女系のゲームメーカーを中心に、流通や小売り、出版、グッズメーカー、さらには痛車ラッピングや痛傘メーカーまで70社近い企業が幅広く出店をしており、動員者数は5万人を見込みます。各ブースでは物販にとどまらず、VTuberのトークライブや謎解きゲーム、痛車の展示など、レジャー色を押し出した側面が充実しているのも特色といえるでしょう。
2014年スタートとまだ歴史が浅く、その規模も東京ゲームショウやコミックマーケットなどに比べるとさすがに及びませんが、キャラクターコンテンツに特化した見本市は独特の熱気をもっています。
それでは、いざ会場の東京ビッグサイトへ。今年は快晴とはいきませんでしたが、イベント参加の日はこのくらいの雲量の方が、むしろ活動しやすいかと思います。
会場へ一歩足を踏み入れると、強烈な人口密度です。参加者層も老若男女問わず幅広く、中にはキャラTシャツやハッピを着ていたり、缶バッヂ等のグッズで重武装をする猛者もちらほらと。
各企業ブースには、下敷き、クリアファイル等の小物から、楽曲CDといった関連商品、抱き枕カバー、タペストリーなど大型の布物まで、多彩な商品が陳列されています。
企業によってはクリエイターが直々に接客をし、握手対応や簡易的なサイン会を見かける場面もありました。
人気のあるブースには当然ながら長蛇の列が形成され、その列は屋外まで伸びていました。こうしたイベントにはお馴染みの光景ともいますが、大手ブースはさすがに行列を捌き慣れているという印象です。
参加者の方にお話をうかがうと、真夏に行われるコミケと違い、この時期は外で並ぶのが楽で助かるとのことでした。
ちなみに会場内にはお肉の焼ける匂いも漂います。正体はケバブのお店でした。イベントもオープン~ラストまでいると6時間の長丁場になりますので、貴重な体力回復スポットです。少し歩くと匂いも気にならなくなるから不思議です。
会場で一般参加者からお話をうかがってみると、とにかくグッズを買いたいという方、痛車を展示したい方、あるいは撮影に来られた方、雰囲気を味わいに来た方、知らない作品や企業の情報を集めに来た方まで、その来場目的の多様さに驚きます。
また、何となく遊びにきたという場合でも、ステージを見て、無料配布のグッズをもらい、各企業ブースでのトークショーやミニイベントを回れば、なんと1円も使わずに丸一日楽しめるのは大きな魅力でしょう。
なかには、東京ゲームショウやコミックマーケットに比べるとよりディープなファンの比率が高いせいか、この手のイベントの作法がわかっている 参加者が多く、効率的にブースを回りやすいとの意見もありました。
以上、簡単ですが「character1 2019」のレポートとなりますが、どうやら来年以降は枠組みを変えての開催となるようで、新たな展開も期待できそうです。
当社もぜひ何らかの形でお手伝いできればと思いますが、この記事で興味をもった方も、ぜひ次回に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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