解説動画とは〜説明書や会社資料を動画で作ってみませんか?

WEB・デジタルのお仕事,思わずシェアしたくなる話
2018.06.19

 今回は当社の映像制作チーム協力のもと、「解説動画」や「取説動画」と呼ばれるものについて紹介したいと思います。
 当社ではゲームメーカー様と多くお取引をさせていただいていますが、特に歴史が長いのが、ゲームの取扱説明書を作る仕事です。これは以前の記事(下記参照)でもご紹介したとおり。

「わかりやすいゲーム取扱説明書の作り方」
「ゲーム取扱説明書の歴史 第1回〜黎明期の取説〜」
「ゲーム取扱説明書の歴史 第2回〜ハード戦国時代の取説〜」
「ゲーム取扱説明書の歴史 第3回〜次世代機の時代の取説〜」
「ゲーム取扱説明書の歴史 第4回〜電子取説の時代〜」

 これらの記事でも少し触れていますが、最近では紙取説から電子取説へと主流が移っています。そして、最近これらに加えて増えているのが、動画で見せるゲーム解説です。
 ゲームはもともと映像ですから動画との相性はよいのですが、実はゲーム業界以外からも同じような解説用の動画の制作依頼をいただくことも増えてきました。
 「商品の取説動画」や「社内システムの使い方動画」、「販売物の操作方法動画」など、冊子型の取扱説明書にするよりも、動画にしてしまったほうがわかりやすく、反響も大きいということが理由のようです。

 ではそのような「解説動画」にはどんなタイプがあり、それぞれどういう長所があるのか、簡単に説明していきましょう。

番組形式

※参考 「約10分でわかる!モンスターハンター エクスプロア塾」© CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

 出演者に解説していただく番組形式の解説動画で、ゲームの場合は担当プロデューサーや声優に出演していただくことが多くあります。定期配信の1コーナーとしても有効ですし、解説だけではなく新情報の告知なども行うなど自由度が高いのも特徴です。
 何よりいいのは、出演者が直接、ゲーム画面つまり実際の商材などを見たり体験しながら話すことで、より内容が伝わりやすく、親近感が出るということでしょう。出演者目的で見てくれる視聴者もいるため、特に初心者でなくても楽しめるなど、付加価値も高くなります。

 出演料やスタジオの使用料など、コスト面では注意が必要ですが、そこはメーカー社員さんに直接出演してもらったり、あるいは無名の芸人さんなどを起用したり、また、会社の会議室をスタジオとして代用するなどの工夫で安価に抑えることも可能です。
 出演者の魅力や力量に依存するところはありますが、解説に留まらない販促的な効果も持たせることができるので、もっともオススメのタイプといえます。
 最近流行のバーチャルユーチューバ—を使った形など、今後はさらに新しい展開も期待できます。

【メリット】
・内容が伝わりやすく、親近感が出せる
・出演者目当てで見てくれるひともいるため、初心者以外でも楽しめる
・プロモーションとしての効果も期待できる
【デメリット】
・出演者のギャランティがかかる
・セットやスタジオ費用がかかる

 

キャラクター形式

※「予言者育成学園 Fortune Tellers Academy チュートリアル動画」 © SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved.

 続いてはキャラクターを使った解説動画です。ゲームの場合でしたら、ゲーム中に実際に登場するキャラクターを使って、そのキャラクターが説明しているような形をとります。ダイレクトにゲームの世界を見せるので、世界観などを伝えやすいのが最大のメリットです。
 ゲーム業界以外でも、会社や商品のキャラクターやマスコットなどを利用することで、よりお客様(消費者)に親しみをもってもらうことができます。

 ただし、どの程度まで作り込むかで費用も大きく変わりますから、事前にレベル感とコストについては適切な打合せが必要です。
 たとえば解説役のキャラクターにしても、1枚絵でいくのか、それとも3DCGをおこすのかで費用も作業量も変わりますし、コストパフォーマンスは検討する必要があるでしょう。

 なお、ゲームキャラクターならともかく、そのほかの業界の商品、たとえばお菓子や薬などのマスコットだと、絵の種類が1枚しかないという場合もあるかもしれません。
 そういった場合でもLive2Dなどの技術を使えば、モーションをつけて、よりリッチに見せることも可能です。
 静止画だけで十分と思えるものでも、部分的に動画を加えるだけでも格段にわかりやすくなる場合もあるので、まずは試してみることをおすすめします。

【メリット】
・商品イメージが伝わりやすく、親しみやすい
・出演者のギャランティや権利関係の面倒が発生しない
【デメリット】
・作り込みの程度によって制作費の幅が大きい
・制作側にある程度、商品の知識が必要になる
・シーンにあったゲーム映像の撮影など、素材の制作が必要になる

 

インフォグラフィック形式

 最後に紹介するのは、どんな解説でも使い勝手のよいタイプの解説動画、インフォグラフィック形式です。インフォグラフィックとは情報を視覚的に表現した資料を指し、それを取り入れた動画も増えてきています。
身近なものだとPowerPoint(パワーポイント)やExcel(エクセル)の資料にアニメーションをつけたようなものをイメージするといいでしょう。
 数値やグラフなどのデータもわかりやすく表現でき、どんな商材でもマッチングしやすいのですが、どうしてもプレゼン資料のような雰囲気も出てきますので見せ方には工夫が必要ですし、制作期間も他のタイプに比べると長くなります。

【メリット】
・複雑な数値やデータでもわかりやすく表現できる
・どんな商材でもマッチングしやすい
【デメリット】
・制作スケジュールが長くなりやすい
・番組形式やキャラクター形式に比べ親近感がわきにくい

 

まとめ

 以上の3つが解説動画の大まかなタイプとなります。そこまで大がかりにせず、費用も抑えるなら、インフォグラフィック形式がもっともお手軽ですが、少し遊び心を取り入れたいとか、ユーザーに親しみをもってもらいたいということであれば、番組形式やキャラクター形式がおすすめといえます。
 また、番組形式とキャラクター形式はゲーム業界でこそ主流ですが、他の業界ではそれほど使われていませんので、他社と差別化するうえでも効果的ではないでしょうか。
 どちらにしても扱うものの特徴や目的に合わせた形を模索していくのがベストでしょう。

おしまいに

 いかがでしたでしょうか。解説動画は紙の説明書の動画版というだけではありません。会社の業務マニュアルやセールス資料などにも応用が効きますし、ものごとをわかりやすく、そして楽しく伝えるツールとして活用する時代になっています。
 皆さんの会社でも、わかりにくいと感じている説明書や形骸化しているようなマニュアルがあれば、ぜひ一度、動画化を考えてはいかがでしょう。

株式会社キュービスト
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