アクセス解析とは? 5分でわかるアクセス解析の基本と目的

アクセス解析とは? 5分でわかるアクセス解析の基本と目的 あなたは「アクセス解析」という言葉を知っていますか?
 自身でサイトを運営していたり、会社でサイト制作やWEBマーケティングなどに携わっている人ならもちろんご存知でしょうが、いまや生活にインターネットが欠かせない時代ですから、意外と多くの人が言葉ぐらいは聞いたことがあるかもしれません。
 しかし、それは果たして正しい「アクセス解析」でしょうか?
 また、「アクセス解析」の目的は理解しているでしょうか?
 今回のキュービストブログは、そんなアクセス解析について解説したいと思います。

アクセス解析とは

 まずアクセス解析とは何か、ということですが、これは以下のとおりです。

“サイトにアクセスしたユーザの情報、動向を取得すること”

 さらに、このアクセス解析によって取得した情報で、次のようなサイト情報を分析することができます。

・ユーザがどんな情報を求めているか?
・ユーザのアクセス環境はなにか?
・今後のサイト更新、施策はどうすればいいか?

 つまりサイト情報を活用し、サイトをユーザ目線でよりよいものにしていくことがアクセス解析の目的となります。数字を見るだけでなく、そこからサイトの課題を見つけ出し、よりよい(集客できる)サイトにするところまで含めて「アクセス解析」なのです。

 アクセス解析を行うにはアクセス解析ツールが必要ですが、これはGoogleアナリティクスというグーグルの無料解析サービスが圧倒的に便利です。ただ、情報収集自体は簡単に行えますが、問題は解析したデータを上手く活用できるかにあります。ここは押さえておきましょう。

Googleアナリティクス_サマリー
 なお、Googleの検索サービスを利用されている方も多いと思いますが、近年、検索エンジンの評価システムがかなり変更されました。その結果、ユーザが求めている情報を多く掲載しているサイトほど高品質なサイトと判断され、検索上位にも表示されやすくなるということで、SEO(検索エンジン最適化)対策にも非常に有効です。

アクセス解析を活用する

 それでは実際にどうすればアクセス解析を活用できるのか、その具体的な方法をご紹介しましょう。Googleアナリティクスで取得できる情報は多量なので、ここではユーザの興味度の測定を例にとってみます。

(1)情報の収集

 あるゲームの公式サイトがあり、そのサイトは下記のページで構成されています。

アクセス解析_サイトマップ このサイトの1ヶ月の解析データを見たところ下記の内容がわかりました。

・一番見られているページは「ゲームシステム詳細」
・滞在時間が一番多いページは「キャラクター情報」
・ランディングページ※1となっている回数が一番多いのは「キャラクター情報」。
・離脱率※2が一番多いのは「ゲームシステム詳細」
・直帰率※3が一番多いのは「ゲームシステム詳細」

※1ランディングページ……ユーザが最初にアクセスしたページ
※2離脱率……サイトを訪問した際、対象のページを最後に離脱した割合
※3直帰率……サイト訪問時に他のページにいくことなく、最初の1ページだけで離脱した割合

(2)情報の分析

 解析データを見たところ多く見られているページが「ゲームシステム詳細」であり、人気が高いように思われます。
 しかし、離脱率と直帰率が多くなっていることから、もしかしたらユーザーが求めている情報が記載されていない可能性がある。つまりユーザーが求めている情報が記載されていなかったため、落胆してサイトから離脱したのかも知れないと考えられるわけです。

 また、「キャラクター情報」では滞在時間が長く、ランディングページとなっている回数も多いという結果が出ていますが、そこからキャラクター情報に対してユーザーの興味度が高い、つまり、このゲームはキャラクターの人気が高いことが推測されます。

 上記はあくまで例ですので非常に簡単にまとめていますが、実際には、各ページの詳細な情報を調査し、ユーザーの興味を引いた「検索ワード」や流入がどの媒体によるものかなども確認していきます。

(3)今後の対策

 こういった分析結果をもとに、今後のサイトの更新内容を検討するとともに、プロモーションへの提案など施策の決定につなげていきます。
 上の例でいえば、「ゲームシステム詳細」は閲覧者が多いにもかかわらず、その興味に応えていないことが考えられるため、早急に内容の見直しが必要です。
 また、人気の高い「キャラクター情報」は、より詳細に興味がどこに集中しているかを調査することで、それにそったコンテンツの追加、あるいはグッズなどの展開ということも検討することができます。

(4)まとめ

 このようにサイトから得た情報によって、課題を抽出し、次の展開を決めていくことがアクセス解析の基本的な構造です。そして新たに更新されたサイトの効果を再び検証し、またさらに課題を抽出し……というのがアクセス解析の大きな流れとなります。

 図にすると以下のようなイメージです。いわゆるPDCAを思っていただけるとよいかもしれません。

アクセス解析_PDCA

おしまいに

 現在、厳密な意味でのアクセス解析を実施、活用しているというサイトは実はそれほど多くないように思われます。おそらく解析情報の一部を見ているだけというサイトが大半ではないでしょうか。

Google_アクセス解析の重要性

 インターネット上にはあらゆる情報が溢れかえっています。そのなかから自分のサイトへ見にきてもらうには、まずユーザが求めている情報を知ること。その要求に応える高品質なコンテンツを揃えること。そして検索に表示されやすい最適なキーワードを選出しているかも重要です。それらを定期的にチェックし改善することで、情報の拡散や認知度の向上に繋がっていきます。
 サイトを作って終わりではなく、あらためてアクセス解析の重要性を考え、サイトについて見直してみてはいかがでしょうか。

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