パソコントラブル対処法〜ゲーミングパソコン編〜

パソコントラブル対処法〜ゲーミングパソコン編〜 パソコンのトラブルや故障で困ったことはありませんか?

 一昔前のパソコンといえば本当にトラブルが多く、初心者でもパソコンの使い方と同時に、簡単なトラブル対処法ぐらいは合わせて覚えておかないといけないような時代でした。
 最近ではすっかり故障が少なくなり、初心者も安心して使える時代となりましたが、それでもMMORPGのような大容量のゲームをプレイするような場合は注意が必要です。せっかくのクライマックスでパソコンが動かなくなっては目も当てられません。
 常に最新のパソコンでプレイすることができれば、こんなことは起こらないのかもしれません。とはいえ、みんながみんな最新機種を持っているとはかぎりませんので、すでに持っている機械とうまく付き合っていくのも、楽しいゲーミングライフには大事なことです。
 
 そこで今回は、当社で日々パソコントラブルに対応してくれているIT管理課のスタッフが、実際に発生したトラブル例とその対処方法について説明したいと思います。

【事例1】突然パソコンの画面が映らなくなってしまった!

 ゲームをしていたら、突然パソコンの画面が真っ暗になってしまい、キーボードを叩いても何も反応がなくなってしまったということで呼び出されました。

 このときは直前にパソコンの画面を出力していたディスプレイの位置を動かそうとしたところ、緩くなっていた後ろの電源ケーブルの配線が半分抜けてしまっていたことが原因でした。
 おちついてよく見れば簡単なことでも、慌てていると気づかないこともよくあります。

【事例2】パソコンを移動したところ、電源が入らない!

 パソコンを移動した後、パソコンとディスプレイの接続や、電源の接続も正しいはずなのに、パソコンの電源が入らないという連絡がありました。

 確認したところ、確かにすべて正しく接続できていたのですが、このときは電源を接続している電源タップ自体のスイッチがオフになっていました。
 電源タップ自体のスイッチは、まとめて電源を管理できる便利な機能ではありますが、気がつかないときは気がつかないものです。

【事例3】前日まで動いていたのに、パソコンの電源を入れても動作しなくなった!

 当社で編集業務に就いているスタッフさんの机の周りには、さまざまな参考資料があります。人によっては古い攻略本などの資料をパソコンの周囲に積み上げていたりもします。

 今回の事例が起こった日はとても暑い日で、パソコンの排気が積み上げられた本によって遮られ、パソコンの中に熱気がこもってしまったのが原因でした。
 パソコンまわりの風通しをよくすることでこういったトラブルはかなり防ぐことができます。
 例えばパソコンの中の掃除をすることも有効です。特に冷却装置であるファンに溜まったホコリは危険です。熱がこもって一時的に動作しなくなってしまうだけならまだしも、最悪の場合、熱が原因で故障してしまうこともありますので定期的に掃除するようにしましょう。

【事例4】電源を入れると、変な音がしてパソコンが起動しない!

 パソコンの電源を入れると、「ピー、ピー、ピー」という警告音がなり、パソコンが起動しない状態となっていました。

 パソコンから警告音がする場合、その警告音自体が手がかりになることがあります。このときの警告音は、パソコンのメモリに異常があることを示す音であったため、確認したところメモリが外れてしまっている状態でした。もちろんメモリを正しく設定することで、正常に動作させることができました。

【事例5】パソコンは起動しているのに、ゲームが起動しなくなってしまった!

 前日まで動いていたゲームがある日突然動かなくなってしまったという連絡がありました。

 調べてみたところ、大量のWindowsのアップデートがゲームと同時に動いており、使用できるメモリの容量が圧迫されている状況でした。正しくアップデートが終了したあとで、ゲームを起動したところ、正常に動作することが確認できました。

【事例6】ゲームは起動するけど、画面を撮影しようとすると反応がなくなってしまう!

 ゲームは正常にプレイできるのに、キャプチャソフトで画面を撮影しようとしたところ、パソコンの反応がなくなり、動かなくなってしまいました。

 実はこのパソコン、しばらくのあいだ使用していなかった機材で、その間にWindowsのアップデートがあり、そのアップデートに対応したキャプチャボードのドライバが必要だったのです。
 メーカーのWEBサイトで該当するキャプチャボードのアップデートを行い、正常に画面のキャプチャを行うことができました。

【事例7】パソコンは起動するが、動作が異様に遅い!

 パソコンの動作が遅い(重い)場合はさまざまな原因が考えられます。パソコンの読み込みを早くするためのキャッシュが溜まりすぎていたり、プログラムファイルの一部が壊れていたりなどです。

 今回のケースでは、パソコンの空き容量が数メガバイトと残り僅かになっていたことが原因でした。
 不要なファイルを削除したところ、正常に動作するようになりましたが、特にWindowsのアップデートファイルは気がつかないうちに溜まってしまうので注意が必要です。

【事例8】ゲーム画面をキャプチャする際、上下が逆になってしまう!

 パソコンもゲームも正しく起動しているにもかかわらず、画面写真を撮影しようとおもって機材を間に挟んだところ、パソコン上で画面の上下が逆になってしまったというトラブルです。

 同じゲームをテレビに直接接続すれば、通常どおり正しい上下で出力されていたため、キャプチャボード、またはキャプチャソフトが原因と推測できます。
 この時はソフトウェアの設定画面で、いつのまにか「上下反転」に設定されていたため、このような現象が発生しました。
機材の動作的には正しくても、設定が間違っていれば意図しない動作をすることがあります。

【まとめ】トラブルの原因は切り分けて考えよう!

 以上、いろいろな例を挙げてみました。そんなことも自分で気がつかないの?というケースもありますが、パソコントラブルが昔に比べて減ったのに比例し、そういう知識や経験も乏しくなって、パソコン好きでないかぎり自身で対応することが難しくなってきている側面はあるようです。
 
 そこでご参考までに、パソコントラブルに対処する際のコツを最後に紹介しましょう。それはトラブルの原因がどこにあるのか、適切に切り分けて対応することです。
 例えば、【事例1】の、パソコンの画面が映らなくなってしまったという事例の場合、パソコン側とディスプレイ側のどちらに原因があるのかを切り分ける必要があります。
 ディスプレイ側に原因がある場合、ディスプレイ本体と電源、接続ケーブルのどこに原因があるのか、その部分だけパーツを交換するなど、一つずつ切り分けて確認していくことで、障害が発生した場所を特定することができます。
 もし特定できなければ、すべてを交換しなければなりませんが、特定できればその箇所だけを交換するだけで、再び正常に戻すことができるのです。
 
 パソコンは非常に高価なものです。ひとつひとつのトラブルをきちんと解決していくことで、コストの節約にもつながりますし、もしパソコンの調子が悪くなっても、焦らずその原因を探ってみれば、意外と簡単に解決できるかもしれませんよ。

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